2018
01/05

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様々な企業と関われるという事は

客先常駐エンジニアは、派遣ごとに様々な企業と関われるという特徴がある。これはデメリットにもメリットにも見る事が出来るので、今回はメリットとして見てみようと思う。
企業は外から見ているだけでは、どのような社内文化があるのかわからない。普通なら、熾烈な競争を勝ち抜かなければ入社出来ない企業でも、派遣として働く事が出来る場合がある。また、企業ごとの文化によって、雰囲気の違いや仕事への取り組み方が違うので、それを比べてみるのも勉強になるだろう。

様々な企業に派遣されていく事で、色々な人々と知り合いになれるのも魅力の1つだ。優秀な人もいれば、ムードメーカーとして集団にいなくてはならない人もいる。コミュニケーション能力が必要だが、そのような方々と知り合いになり、場合によってはその後も付き合いを続ける事が出来るだろう。

多くの人と知り合いになれる客先常駐エンジニアだが、大変さもあり中高年で抜け出す必要がある。客先常駐型は中高年には厳しく、派遣先の企業から敬遠されてしまうからだ。派遣先が無くなると、管理職などになれる人は立場を変えて残れるが、大半の人は自主退職を勧められるだろう。そうなると、転職や独立する事になるが、客先常駐の経験がある場合は転職で有利になる。派遣先ごとに新人として入るので、即戦力になると見られるからだ。
また、派遣された会社に実力を買われて、その企業に転職するという人もいる。

客先常駐エンジニアには、様々な企業の内情を知る事が出来たり、色々な方々と知り合いになれる面白さがある。しかし、年齢の問題もあるので派遣先が無くなる前に抜け出す必要があるのだ。そのため、客先常駐からの脱出方法を事前に調べて今後のために備えておくと良いだろう。